未経験から人事になれる?なれない?


人事部門と聞いて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?

現在のお勤め先の人事職の方を見れば想像しやすいと思いますが、現場に比べて異動が頻繁ではなく、ほとんどメンバーが変更しないといった印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。

ベテラン人事がよく「人事畑を耕してきた」と語ることもあり、入社以来ずっと人事職を務めている人も少なくありません。
そのため、「人事になりたくても席が空いていない」「未経験ならなおさら狭き門」といった印象を強く抱かれがちです。

先にお伝えしておきますと
実は…

✓未経験でも人事になれる
✓人事職の募集は相当数あるため、社内異動よりも中途採用が狙い目
✓PRの幅を広げることができる資格がある。

未経験からでも人事になれる

果たして実際にそうでしょうか。
結論、「未経験からでも人事になれる」というのが現実です。

この記事をご覧に頂いている皆さんであれば、既に「人事 転職」といったキーワードで検索をし、求人情報を確認したこともあるでしょう。

たとえば〇〇〇〇の求人媒体である〇〇〇〇を見た所、該当求人数は〇〇〇〇件。

決して少なくありませんね。

ざっと応募用件を眺めてみたところ、ほとんどが「未経験OK」と書かれている求人です。

効率的に人事になる方法

人事に配属されるには大きく分けて3つのルートがあります。

1.新卒入社後1年目から配属される
2.別の部署からの異動
3.中途入社で人事職求人に応募する

どのルートが最も人事職になりやすいと思いますか?

この中で最も狭き門なのは、1つ目の「新卒入社後1年目から配属される」こと。
文系総合職として採用されて、年間に多くとも2名程度。ほとんどの場合が0名です。

営業職や研究職は、配属された人員の数に会社業績が分かりやすく正比例するものですが、人事職は決してそうではありません。毎年のように新人を配属させる意味があまりありませんので、新卒から目指すのは運が大きく左右します。

それに比べて異動はまだ可能性が残されています。
会社や現在の部署ついての知識もあり、社内文化的に許せば予てより意思を周囲に示すこともできますので、タイミングさえ合えばお声がかかることもあるでしょう。

内定者や新入社員の方であれば採用担当が最も距離の近い社員であるため、「いつか人事のお仕事をしたい」とアプローチしたり、それに向けたキャリアパスの相談をしておくことで、存在感を示しておくといいですね。

最も可能性が高いのは、転職で中途入社すること。
他の2つの方法は、1社の1つのポストを目指すため、否応なく席数が多くありません。
しかし転職であれば募集の数だけ応募ができること、そして先に示した通り該当求人数が多いことから、チャンスは圧倒的に多いです。

ということで、「中途入社で人事職求人に応募する」ことが最も就きやすいと考えます。

人事のお仕事

人事のお仕事は大きく分けて「採用・教育・考課・労務」の4つの領域があります。
それぞれ簡単にご説明します。

<採用>
ぱっと思いつくのは新卒採用や中途採用でしょうが、正社員採用以外にも派遣社員や契約社員、アルバイトも含めて自社で働く方を外部から受け入れるお仕事全般です。
そもそもなぜ採用するのかという必要性や、どのような人を採用したいのかというニーズを探ることからスタートし、どのように募集するのか、どのように選考するのかを考え、実施するお仕事です。

<教育>
社員研修を企画し、実施するお仕事です。自社で全て考える場合もあれば、専門機関に委託することもありますが、いずれにおいても社員の貴重な時間をいただいて実施するため、しっかりと時間以上の効果を考えることが重要になります。

<労務>
社員が安心して働き続けることができるために、一人一人の労働契約や勤怠を管理し、それに基いた給与計算や、保険関連手続きを行うお仕事です。会社によっては上記に挙げられた人事職とは分けて扱われることもあります。
また、社員の業績を始めとした貢献度や、職務遂行力について査定し、昇進や賞与、基本給に反映させる考課のお仕事もあります。その基準は会社が目指すビジョンに向けての模範的な像を可視化したものであり、方向性を指し示すという大目的があります。

<配置>
各々の社員の適性や能力、実績などから勘案して、異動計画を立てるお仕事です。社員を適材適所に配置し、業務を効率よく進めることが目的です。

なぜ未経験でもいいのか

このようなスペシャリスト性が求められそうなお仕事にも関わらず、求人には「人事経験がなくてもOK」と書かれているのは不思議ではありませんか。
というのも、もちろん技能も大切ですし、あるに越したことはありませんが、性格や意欲が物を言うお仕事であるためです。

プライベートな情報が集まる部署でもあるため、それらを決して口外しないような信頼性。
現場で活躍してくれている社員の力になりたいと思えるような利他性。
この2つが欠かせません。

そしてこの2つは人事経験がなくても、備わっている人には備わっていますよね。
それに最初は誰もが人事経験がない所からのスタートでした。

また、これまで現職で培ってきた知識を評価されることもあります。
たとえば採用戦略を設計においては、営業やマーケティング的な考え方があると重宝されることは珍しくありません。

(おまけ)転職のためのPR資格

未経験でも可能とはいえ、経験者が優遇される現状も無視できません。
そんなとき人事への転職に向けて、少しでもPR材料があると心強いですよね。

そう考えて我々は「リクルートプランナー」という民間資格を発行しています。

これは採用担当としての実用的な戦略設計知識や技能、採用側の視点や意識を修得していることを保証する資格です。

この資格を修得するにあたって、”HR Training Camp“(以下HRTC)という無料の1日集中講座を設けております。

志望業界や現職の企業を仮定し、採用計画を設計するまでがミッションとなっているため、たった1日とはいえ研修終了後には採用戦略設計の考え方を習得いただけます。

また、ワークショップ形式かつ1グループ1名の講師がついた完全ハンズオンの指導形式により、最後まで挫折せず学び切ることができます。
ご希望であれば元大手人材業界のキャリアコンサルタントによる、人事職に向けた転職サポートも行います。
是非、詳細をご確認いただき、ご検討下さいましたら幸いです。

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